お疲れ様です。たき課長(@Nya540720)です。
結論:ストレスが大き過ぎるなら、中間管理職は降格するよりも転職したほうが良い!
わたしは、10年以上営業会社で管理職を務めています。
営業会社ですので社員の離職率は高く、常に新人社員の育成と退職に至った経緯報告書の作成や、自尊心と被害者意識が強い従業員との人間関係に苦しみながら、日々仕事をしています(涙)
もちろん、仕事はやりがいもあり、楽しい側面もありますが、ストレスも尋常ではないぐらい感じています。
管理職の皆さんも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?
今でこそ最近は、ストレスとの付き合い方も分かってきた(慣れてきた?)つもりですが、
「管理職辞めたいなぁ~」
「管理職辞めて、一般社員に戻りたいなぁ~」
「いっそ転職しようかなぁ~」
そんな気持ちで仕事をしていたこともあります(今もたまにあります)
みなさんも私と同じように、希望とやる気に満ちて管理職になったものの、さまざまなストレスで自分の将来について不安になっていると思います。
大昔であれば、年齢が高くなるにつれて給料も増える年功序列とういう都市伝説のような制度があったそうですが、現在の日本では同じ会社で『ただ社歴(年齢)を重ねるだけ』では自身の成長は見込めず、むしろキャリデザインの足かせになってしまいます。
そんな気持ちになる瞬間もあると思います。
私も、本当に何回も何回も「降格しようかな~」と考えることがありました!
ちなみに、私は実際に管理職から降格して、一般社員に戻ったこともあります。
管理職の役職を拝命しておきながら、転職したこともあります(複数回)。
そんな経験を活かして、
管理職の降格と転職はどちらが良いか?メリットとデメリットを解説!
そんな現職の管理職の疑問を解説します。
結論は、冒頭で書いていますが、降格より転職の方が良いです。
記事の中で詳しく解説しますが、管理職だからこそ降格より転職の方が有利になります。
- ストレスの対応に悩んでいる方
- 降格するか悩んでいる方
- 転職するか悩んでいる方
- 将来的なキャリデザインに悩んでいる方
そんな、悩める管理職に一つの答えを提示したいと思います。
現在の仕事や環境に悩んでいる中間管理職の方は、ぜひ最後まで読んで欲しいと思います。
最後まで読めば、「なぜ管理職は転職の方が有利なのか」の意味も分かると思いますよ♪
ちなみに、管理職としてマーケティングを学んでいない方は、人気記事からAIDMAについて確認してみて下さい。
転職や新しいキャリアデザインについてのヒントにもなると思いますよ♪
>>>【人気記事】管理職が覚えるべきマーケティング|基本中の基本AIDMAを解説
管理職のストレス|解決するためには降格か転職しかない?
管理職のストレスはたくさんありますが、仕事と直結したストレスが多く簡単には解決できません。
解決方法が「降格か転職」しかないのか、ストレスの内訳を確認します。
主なストレスは、以下の通り。
- 上司と部下との板挟み
- 厳しい業績のノルマ
- 上司に振り回される
- 部下が指示通り動いてくれない
- 指導すると言葉尻を掴まれパワハラ
- 部下がミスをすると責任は中間管理職
- 部下の悩み相談
- 業務量が増え就業時間内に終わらない
- 残業時間は増えるが残業代は出ない
- 残業すると上司から叱責される
- 従業員が退職すると中間管理職の責任
- 退職理由に問題あれば労働基準監督署
- その他
書いておきながら、心臓がバクバクしてきました(汗)
業務を完璧にこなしておけば発生しない問題や、業務上避けられないストレスなのかもしれませんが、自分一人で仕事をしているわけではないため、どうしても常にスムーズな仕事ができるわけではなく、さまざまな場面で軋轢が生じます。
上記以外にもストレスもあると思いますが、直接的に業務と切り離せないストレスばかりのため、必然的にストレスとも上手に付き合う必要があります。
このストレスを上手く付き合えなくなった場合は、降格か転職が選ぶことになります。
一番悪い選択は、『我慢して続ける』ことです。
すぐ投げ出すことを推奨しているわけではありませんが、私の周りでも『まじめでストイックな人』ほど、我慢し続けて体調を崩す先輩社員や後輩社員を、たくさん見てきました。
実際に、すぐ投げ出すことのデメリットよりも、『我慢して続ける』ことのデメリットの方が大きくなります。
自分の体調よりも、会社や仕事が優先されることはありませんよね?
貴方の周りにも、”まじめでストイックで、が投げ出せず我慢している人”がいませんか?
不幸な結果になる前に、降格か転職を選びましょう。
もちろん、管理職が転職を選ぶ場合は、転職エージェントを活用することは必須です。
転職エージェントに1社も登録していない方は、人気記事から転職エージェントの仕組みについて確認してみて下さい。
>>>【人気記事】転職エージェントの仕組みを徹底解説|なぜ登録料や利用料が無料なの?
管理職が降格すること|メリットとデメリット
管理職が自ら降格することも、選択肢の一つです。
実際に私も管理職から一般社員に自ら降格したことがあります。
降格の簡単な経緯としては、会社の経営方針に納得できず、自分自身の仕事上の信念から今のままでは部下に指示はできないと判断したため、一般社員に降格することを上司に伝え了承されたという流れです。
当初は管理職として会社と改善の話し合いを続けましたが、私の力足りずで押し切られた形でした。
会社の判断にも一定の理解はできましたが、打ち出している経営理念や過去の理念に反した決定や経緯から、私はどうしても納得できませんでした。
当時も仕事自体は嫌いではありませんでしたので、一般職でも仕事を続けることができると思っていましたが、「降格させられて可哀そう」・「会社の裏側も知っているからやりにくい」と同僚からも上司からも気を使われてしまう人間関係が疎ましくなり、結局は退社する運びとなりました。
私の経緯がデフォルトではありませんが、ある程度の高い役職に就いた方が同じ会社で降格して仕事を続けることは、決して簡単ではないと思います。
普段から定期的に昇格降格が頻繁に起きるような管理職の流動性が高い会社以外は、中間管理職の降格は決して前向きな結果は生みません。
管理職が降格することのメリット
管理職が降格することのメリットは、ひとえにストレスから解放されることです。
一般社員なら指示された仕事だけを処理すればよいので、仕事のストレスは激減します。
むしろ、元管理職であれば、その仕事の意味も分かっているため、先読みした仕事をすることも可能です。
人間関係だけは、中間管理職でも一般社員でも同じですので、管理職からの降格ではストレスは改善できませんが、大幅にストレスが改善されることは間違いありません。
中間管理職が降格するメリットは、以下の通り。
- 管理職のストレスが無くなる
- 一般社員よりも優れた仕事ができる
しかし、管理職から降格してもスムーズに仕事を続けるには、昇格と降格が頻繁に起きるような風通しの良い会社であることが条件です。
昇格や降格はもちろん、社員の入社や退社が少ない企業の場合は、後述するようなデメリットが発生してしまいます。
管理職が降格するデメリット
管理職が降格するデメリットは、仕事を続けられなくなる可能性が高いことです。
昇格と降格が頻繁に発生する会社なら良いですが、人材が固定化されている会社の場合は、降格した管理職は珍しい存在になりますので、周りの同僚や上司達もあなたの扱いに困ることになります。
もちろん、降格した本人も一般社員と同じ作業的な仕事をすることになりますので、仕事自体はつまらなくなることがほとんどです。
元々、クリエイティブな仕事をしていた管理職の方なら、特に仕事がつまらなく感じると思います。
- 人間関係が難しくなる
- 仕事がつまらなくなる
そんな理由から仕事が続けられなくなる可能性が高まります。
管理職が降格するデメリットは、以下の通り。
仕事がつまらなくなり、人間関係も悪くなることから、仕事が続けられなくなる
管理職の方で降格も検討している方は、デメリットをしっかり理解した上で、降格するか判断して下さい。
ちなみに、自分の会社の将来性を確認するには、SWOT分析が最適です。
管理者必見のマーケティングとしてSWOT分析を学んでいない人は、関連記事を確認してみて下さい。
>>>【関連記事】ビジネス環境の分析ならSWOT分析|管理者必見のマーケティング術
管理職が転職すること|メリットとデメリット
管理職がストレスから解放される、もう一つの選択肢は、転職することです。
管理職ともなれば、会社に対しての帰属意識も高く、入社から現在までのキャリアは辛いことばかりではなく、楽しい思い出やお世話になった上司との関係など、会社に居続けるメリットも多いと思います。
そのメリットと現在のストレスを天秤にかけ、転職を冷静に考える必要があります。
管理職になるような貴方なら、真面目にストイックに仕事に取り組んだ結果、管理職についたことと思います。
しかし、真面目でストイックな性格が悪い方に影響してしまうと、我慢に我慢を重ねることになり心身ともに疲れはて、体調を崩してしまうこともあります。
会社に依存することなく、豊かな人生を送る上では、中間管理職に固執する意味はあまりありません。
管理職としてキャリアに悩みがある方は、関連記事からキャリアデザインを確認してみて下さい。
>>>管理職のキャリアの悩み|自分らしいキャリアデザインを描こう
管理職が転職するメリット
中間管理職の方が転職するメリットは、たくさんありますが、代表的なメリットは以下の3点です。
- 管理職としてストレスが無くなる
- 管理職としての経験が次の仕事に生かせる
- ビジネスマンとして成長できる(新しいステージで経験がつめる)
管理職まで昇進できた能力は、他の企業でも求められることは間違いありません。
管理職ともなれば、たくさんの部下を指導してきましたよね?
転職して成長する社員と伸び悩む社員の違いも、体感として分かると思います。
管理職として培った経験を活かせば、転職はメリットばかりです!
管理職の方が転職する場合の詳しいメリットは過去の記事で紹介していますので、興味がある方は参考にして下さい。
>>>【2021年】転職を考えている人は必見!前向きな選択肢としての転職
>>>中高年の転職は他業種へ進め!中高年の価値を最大化して豊かな人生へ
管理職が転職するデメリット
管理職が転職するデメリットは、今まで積み上げたキャリアが無くなることです。
管理職になるまでたくさんのキャリアを重ねてこられたと思います。
楽しい仕事ばかりではなく、苦しい仕事もたくさんあったと思います。
そんな辛酸をなめながら積み上げたキャリアを手放すことは、大きなデメリットです。
管理職が転職するデメリットは、
積み上げたキャリアを手放すことは、確かにデメリットです。
しかし、成長し続けるベンチャー企業にお勤めであれば、会社の成長と共に貴方自身も成長を実感できると思います。
もちろん、そんな管理職の中にも、現在のキャリアデザインでは自分が成長することは難しいと感じる方もいると思います。
100年時代といわれる現代では、一つの会社で一生安泰と思える企業に勤めることは難しいですよね?
成長し続けるためには自らが率先してスキマ時間で資格を取得するなどの成長の機会を作るか、転職して強制的に成長の機会を作る必要があります。
現在のキャリアデザインとストレスを天秤にかけた場合、我慢する決断よりも前向きで希望に満ちた決断の方が、後悔の少ない結果となるはずです。
部下の成長について悩みがある方は、関連記事からメンターについて確認してみて下さい。
>>>メンター制度の裏目標はメンター側の成長!管理者は表と裏を使い分けろ
まとめ 管理職から降格と転職ならどっちが有利?実録!降格と転職の真実
「管理職から降格と転職ならどっちが有利?実録!降格と転職の真実」について解説しました。
働き方の自由化に伴い、降格はもとより転職も簡単にできる時代になりました。
過度のストレスにさらされながら、会社に依存するのは健全な関係ではありません。
あなたのように、管理職・もしくは中間管理職にまで上り詰めることができる能力があれば、
降格して単純作業の仕事に戻るよりも、転職したほうが間違いなく良い人生を送れます。
もう一つの考え方は、一般社員に戻って拘束時間が短くなったことを活かし、副業するかスキマ時間で資格を取ってスキルアップしてから、もう一度昇進を狙うか、転職して新しいキャリアデザインを描くことになると思います。
【ビジネスマンがスキルアップを考えているなら資格を取ることが一番効果的!】
>>>ユーキャンの通信講座のお申込みはこちらへ
転職は、人生を変える一大イベントです。
ストレスから解放されるために転職を考えるよりも、豊かな人生を送るために転職を選択することが前向きな選択として良い結果を招きます。
そのためには、現在の仕事に不満がない管理職の貴方も、転職するチャンスがあれば積極的につかみ取る必要があります。
そのため、転職市場の情報は常に入手しておきましょう。
リアルタイムで有益な情報を持っていることの重要性は、ビジネスマンなら誰しも知っていることですよね?
転職活動を有利に進めるために、絶対に登録しておくべき、大手の転職エージェントを2社紹介します。
この2社は登録必須ですよ♪
【おすすめ転職エージェントとして大人気のマイナビエージェントならこちら】
>>>首都圏のIT・営業職求人多数。転職ならマイナビエージェントはこちらへ
【転職エージェント最大手のリクルートエージェントはこちら】
>>>業界最大手リクルートエージェントはこちらへ
転職に対して不安を感じている方はこちらの記事を参考にして下さい。
>>>転職のタイミングはポジティブな情報収集で考えよう♪分析してから転職
最新の転職市場の情報を得るために、まずは上記の大手転職エージェントに2社とも登録を済ませましょう。
ストレスが限界に達してから転職情報を集め始めても、転職活動のタイミングとしてはとてもとても遅いです。
早く情報収集を始めることで、早く豊かな人生を送るチャンスも訪れますよ♪
一歩踏み出す勇気は、
転職することでも降格することでもなくて、転職サイトに無料登録のクリックすることです♪
豊かな人生を送るために、まずは無料登録から始めましょう♪
次の転職先ではストレスの無い、やりがいのある仕事が待っているかもしれませんよ!
それでは、今日も1日、お疲れ様でした♪
転職活動ランキング
人気ブログランキング