この記事を読んでいる方は、おそらく何らかの役職を拝命している役職者の方だと思います。
組織の中で成果を出し評価してもらったことで、出世されたことはとても素晴らしいことです。
しかし、一度出世すると、降格することが不安になる人もいると思います。
私は営業会社の管理職を10年以上拝命していますが、過去には降格も経験しています。
実は「降格する人の特徴」は基本的な型があり、類に漏れず私もその特徴に該当していました。
その後、もう一度管理職を拝命した後は、「部下にも降格するタイプ」があることに気づき、部下の育成に日々尽力しています。
今回は役職者の不安を解消するために、
私の経験も踏まえ「降格する人の特徴」を解説します。
実は、降格する人の特徴は明確です。
事前に「降格する人の特徴」を理解しておけば、降格も免れ長期的なキャリデザインを描けます。
この記事を読む価値
- 「降格する人の特徴」が分かる
- 「降格する人の特徴」か分かることで、自分で改善を図ることができる
- 降格を受け入れるか転職するかの判断基準が分かる
「降格する人の特徴」に該当しないにもかかわらず、
降格せざるを得ない場合は、主体的で長期的なキャリアデザインは難しくなります。
そのため、降格するか転職するか判断する基準も解説します。
この記事を読むべき人
- 管理職などの役職者の人
- 長期的なキャリアデザインを描きたい人
- ブラック企業に勤めている人
ブラック企業に勤めている人は、出世も早いものの、降格も早い傾向があります!
長期的なキャリアデザインを考えているが、ブラック企業に勤め降格の危険がある人は必見です!
降格する人の特徴を解説|他責思考に成長はなし!
降格する人の特徴を解説します。
結論を先に言うと、『他責思考の人』が降格する特徴を備えています。
他責思考とは、物事が上手くいかないとき(トラブルや事故など)に、
その原因を自分以外のもののせい(例えば、その状況や他人)にしてしまう思考です。
ちなみに、他責思考の反対は、自責思考です。
自責思考とは、物事が上手くいかないときに、その原因は自分にあると考えることです。
あなたの周りにもいませんか?こんな考え方の人…
- 仕事でクレームが来た場合、自分のミスや説明不足ではなく、お客様の理解力不足と考える人
- 会社に遅刻した場合、寝坊したのも関わらず交通機関のトラブルのせいにする人
- 学歴が低いのは自分の勉強不足にも関わらず、親が塾に通わせてくれなかったせいにする人
- 出世できないのは、会社が自分に対して指導不足だと考えている人
- 彼女(彼氏)ができないのは、出会いがないことが原因と考えている人
問題の原因を他者のせいにするのが、他責思考の人の特徴です。
降格する特徴は、『他責思考の人』という特徴1個だけです。
当たり前ですが、他責思考の人という特徴を備えている人は、要注意です。
当然ですが、早期に改善が必要であることは間違いありません。
次の章で、「降格する人はなぜ、他責思考を備えているのか?」を解説します。
降格する人はなぜ、他責思考を備えているのか?を解説
なぜ他責思考の人が「降格する人の特徴」を備えているのかを説明します。
その答えは、以下の二つです。
- 管理職になれば部下のミスの責任を取ることもあり、他責思考では上席者は務まらないため
- 他責思考では自己成長できず、周囲の社員と比べ実力が落ちてしまい職責が務まらないため
「降格する人の特徴」=「他責思考の人」です。
管理職ともなれば必然的に、部下のミスをフォローする役割が求められます。
問題が大きくなってしまった場合は、お客様の謝罪に伺うようなケースもあります。
そのような状況でも、
部下の責任とせず、自分の指導不足と考える人間でなければ管理者失格です。
また、他責思考の人は自らの改善すべきポイントも自覚できないため、成長も乏しくなります。
結果、周囲の従業員と比べて次第に実力も劣ることとなるため、職責を全うできず降格となります。
私自身、降格した当時の自分を思い返しても、間違いなく他責思考の管理者になっていました。
部署の業績が上がらない理由を部下の実力不足にする、最低の管理者だったと自覚しています。
この記事を読んでいる管理者の方は、私のような最低な管理者にならぬよう、
他責思考を捨てて「降格する人の特徴」から脱却して下さい。
管理者としてのやりがいがなくなったと感じるようになった人は、
関連記事から「管理職のやりがい」についての記事を読んでみて下さい。
きっと、新しい発見があるはずです。
理不尽な降格を求められた場合の対応を解説|将来も見据え転職も考慮
残念ですが、他責思考を捨て管理職として精進していても、降格を指示されることもあります。
会社の事業展開の変更・M&Aなど、環境の変化による納得できる降格もあれば、理不尽な降格もあります。
理不尽な降格を求められた場合、素直に降格し再起を目指すことも選択肢ですが、
「転職し新しい会社でキャリアデザインを描く」という選択肢もあります。
しかし、現在のキャリアデザインをリセットすることは、とても勇気がいると思います。
転職すれば会社の人間関係もリセットされるため、年齢が高い方ほど勇気がいることは間違いありません。
しかし、『今までの経験を活かして』転職すれば、
決して『キャリアの全てがリセット』される訳ではありません。
特に、管理職として働いていた方ほど、専門的なスキルを持っているので、転職で有利に働くこともあります。
しかし、年齢が高い管理職が普通に転職活動していては、理想の仕事に就けることも難しいのが現状です。
そのため、管理職が転職活動する時の大きな助けになるのが、転職エージェントです。
転職エージェントは、あなたのキャリアから理想の会社を紹介してくれます。
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>>>【関連記事】40代男性が転職エージェントを使った体験談|リクルートエージェント①
転職エージェントに2社登録が終わったら、退職代行にも相談しておきましょう。
管理職が退社する場合は、未払い残業代や退職金の金額で折り合いがつかず、時間がかかってしまうこともしばしば。
最悪の場合、転職先の企業にも迷惑をかけてしまうケースもあります。
そのため、管理職は退職代行をうまく活用し、円満退社を目指しましょう。
まとめ 降格する人の特徴を解説|実は特徴は1個だけ!当てはまる人は要注意
「降格する人の特徴を解説|実は特徴は1個だけ!当てはまる人は要注意」を解説しました。
降格する特徴は、他責思考の人という事で間違いありません。
あなたの周りにの上司にも他責思考の人がいるかもしれませんね。
他責思考の上司のキャリアに前途が明るいかどうかは、想像に難しくないと思います。
自分のキャリアをどう描くのかは、将来に対しての選択次第で、いつでも変更可能です。
ぜひ「降格する人の特徴」から外れたキャリデザインを描いてください。
「降格する人の特徴を解説」まとめ
- 降格する人は特徴があり、多くの場合「他責思考の人」の場合は要注意である。
- 管理職が降格する場合は、素直に降格するか転職する選択肢がある。
- 管理職が転職する場合は転職エージェントを活用すべき
転職エージェントについて仕組みを確認しておきたい方は、関連記事を読んでみて下さい。
現代ビジネスマンは転職が当たり前になりましたが、むしろ転職は【すべき】必要な行為となっています。
転職の必要性と人生を豊かにするカギであることを関連記事で解説しています。
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