お疲れ様です。たき課長(@Nya540720)です。
中小企業の管理職の方は、自分の部署の運営にこんな悩みはありませんか?
- 「部署の運営の方向性が分からない」
- 「販売方法に迷いがある」
- 「何を一番大事にしながら運営したら良いか分からない」
もちろん、私もその悩みは、悩みに悩みぬきました。
そして、過去の優秀なビジネスマンの先輩方も、同じように悩んでいたようです。
その証拠に、その悩みを解消する方法も開発してくれてました!ありがとう先輩達!
それが、マーケティングのフレームワーク、『STP分析』です。
これは、自分の組織が展開している、ビジネスの市場とターゲットと立ち位置を確認するフレームワークです。
このSTP分析を使えるようになれば、ビジネス展開に悩んだ時に、客観的で冷静に原点に立ち戻ることができます。
悩みが多い中間管理職の貴方なら、絶対に覚えるべきフレームワークです。
毎日の販売戦略の悩みが、1つだけでも減るなら絶対に覚えるべきじゃないですか?
おそらく、このSTPは私達と同じように悩みぬいた先輩ビジネスさん達が、私達のために作ってくれた解決策です!
これを覚えて、スキルアップしないわけありませんよね?
この記事を読むべき人
- ビジネスの方向性に悩んでいる人
- 自分のビジネスの展開に悩んでいる人
- 販売のターゲットが分からない人
この記事を読む価値
- 自分のビジネスの立ち位置が分かる
- ビジネスの最重要項目が分かる
- 迷った時に立ち戻る方法論が身につく
この記事を読み終わるのに10分とかからないと思います。
たったの10分でもスキルアップは間違いなしです♪
10分後には、紙と鉛筆を持ってSTP分析のフレームワークを殴り書きしているはずです。
基礎ルールさえ分かれば、管理職の貴方なら活用は簡単です。
という事は、『10分で簡単にスキルアップする方法』がこの記事を読めば分かりますよ♪
STP分析を理解している人は、関連記事からSWOT分析について確認してください。
>>>【関連記事】ビジネス環境の分析ならSWOT分析|管理者必見のマーケティング術
マーケティングとは|モノが売れる仕組みを作る

マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
市場調査や顧客満足度の向上なども含め、マーケティングの概念はとても広く、一見すると、小難しい印象を受けます。
今回の記事のテーマとしては「中間管理職が把握すべきマーケティング」とします。
更にマーケティングの定義を、『モノが売れる仕組みを作る』とします。
『モノが売れる仕組みを作る』ことは、貴方が毎日続けている大事なな仕事ですよね?
マーケティングという横文字だからと言って、難しく考える必要はありません。
貴方の普段の仕事の、統計的な法則と言えるものが、マーケティングの『モノが売れる仕組み』です。
時間がある方は、関連記事から3C分析も確認してみて下さい。
>>>【関連記事】3C分析で市場環境を深掘り|販売戦略は管理者の分析から立案!
マーケティングフレームワーク『STP分析』|新しいビジネスの立ち位置




マーケティングで一番最初に考えるべきフレームワークが、『STP分析』です。
STPマーケティングとは、効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法の事。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーケティングの目的である、自社が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。
フィリップ・コトラーの提唱した、マーケティングの代表的な手法の一つ。
S(Segmentation)市場細分化・・・”市場を顧客やニーズなどの共通項によって細分化する”
T(Targeting)市場細分化・・・”市場の中から狙うべきターゲット層を絞る”
P(Positioning)欲求・・・”狙うと決めた市場の競合を調査し、自社がどのような立ち位置で勝負するかを決定する”
一般的なSTP分析の使うタイミングは、新たにビジネスを展開する場合です。
普段の仕事でも、販売する商品・サービスなど、立ち位置を明確にすることは必要不可欠ですよね?
自分のビジネスを取り巻く環境を理解して、どのような立ち位置を取るかによって、その後の戦略はもちろん、大きな売上(利益)を得られるかどうかまで影響を及ぼします。
STP分析では、「セグメンテーション(S)」で市場の全体像を把握し、「ターゲティング(T)」でその中から狙うべき市場を決定し、「ポジショニング(P)」で競合他社との位置関係を決定します。
しかし、STP分析は1度や2度分析して終了ではありません。
市場は常に変化しているため、当初設定していたターゲットがズレてしまっていたり、競合他社の勢力図が塗り替えられた場合などは、もう1度(何度でも)分析する必要があります。
言うまでもなく、インターネットの影響により、市場の変化は年々ますます早くなっています。
そんな変化が激しい時代だからこそ、自社のビジネスのセグメント・ターゲッティング・ポジショニングを確認(再確認)できるSTP分析の価値も相対的に高くなっています。
ライフタイムバリューについて興味がある方は、関連記事からリードナーチャリングの記事を確認してみて下さい。
>>>【関連記事】リードナーチャリングで売れない時代を切り開け|顧客からの信頼が大事
STP分析の具体的なやり方|紙と鉛筆を用意




STP分析の具体的なやり方を解説します。
難しいやり方は一切ありません。ポイントは実際に自分の手で書くことです。
仮にセグメンテーションを分析しようとすると、紙にセグメンテーション(もしくはSなど)と書き、その下に”思いつくまま”、市場の概念を書きなぐってください。
最初は深く考えず、”思いつくまま”書くことがポイントです。
また、その市場の中で考えうるターゲットを想像し、記入していきましょう。
絶対に正しいという確証はありませんので、間違っても良いのでガンガン書きましょう!
更に、競合他社との力関係を想定し、『その市場の中で、ターゲットを競合他社から奪える(狙える)か?』を考えます。
もちろん、1回で簡単に答えが出ることはありません。
STP分析は相互に相関関係があるため、どの順番で分析しても大きな違いはありませんので、別の角度からで分析したい場合は、ポジショニングから考えてみるなど、さまざまな視点で分析することが重要です。
この分析の際、一番重要なポイントは、販売者目線ではなく『購入者目線』で分析することです。
どうしても販売者が分析すると、「ウチの商品は、このターゲットに喜ばれる!」と独りよがりな分析になりがちです。
しかし、商品を購入するのは、一人一人の購入者です。
『購入者目線』をしっかり理解し、分析することで客観的な分析ができるようになります。
購入者の目線と購入プロセスがイメージできない方は、関連記事から各心理プロセスを確認してください。
まとめ 新しいビジネス戦略ならSTP分析でマーケティングするだけでOK♬
「新しいビジネス戦略ならSTP分析でマーケティングするだけでOK♬」を解説しました。
実は新しいビジネス戦略だけではなく、原点回帰するための方法としてもSTP分析は効果を発揮します。
売上を上げる仕組みを作るときに、トライアンドエラーだけで試行錯誤しているぐらいなら、今すぐSTP分析を実施すべきです。
STP分析した結果を部下と共有することで、貴方の戦略の根拠も部下は理解してくれることでしょう。
貴方の考えを部下全員と共有し理解してくれたとしたら、大きな売上(利益)を上げる爆発的な推進力になりますよね?
明日からの貴方の行動一つで、分析から売上向上の推進力まで、組織運営のサイクルが動き出します。
だとしたら、STP分析をやらない理由は無いですよね?
管理者たるもの、積極的に行動しましょう!
それでは、今日も1日、お疲れ様でした♪
まだ1社も転職エージェントに登録していない方は、関連記事から転職エージェントについて理解を高めてから、最低1社以上は転職エージェントに登録しておくことをお勧めします。
キャリアデザインの幅が大きく変わりますよ♬
>>>【関連記事】転職エージェントの仕組みを簡単解説はこちらへ♪












人気ブログランキング