【実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用する方法

お疲れ様です。たき課長(@Nya540720)です。

マーケティングの活用法として論理的な裏付けを知りたいと思いませんか?

マーケティングの方法は調べれば簡単に知ることはできますが、「そもそも、なぜそのマーケテイングが有効なのか?」という疑問を持つ人も多いと思います。

今回は、実践編としてマズローの欲求5段解説を紹介します。

マズローの欲求5段解説とは、人間の欲求を5段階に理論化したものです。

以前、このようなツイートをしました。

実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用するやり方

ツイートにも書いていますが、マーケティングに携わる人にとっては『基本』として押さえておくべき理論です。

このマズローの欲求5段解説を知っていることによる効果は、

  • 人間の行動欲求が理解できる
  • 行動欲求が理解できているため的確なマーケティングが打てる
  • 新しい施策を次々に発案できるようになる

この記事を読むべき人はこんな人です。

  • マーケティングに携わる人
  • マーケティング手法の裏付け(エビデンス)が知りたい人
  • マーケティングとは関係ない仕事だが知識を広げたい人

この記事を読めば、マーケティングの基礎と実践編を両方とも理解することができますよ!

私は営業会社の管理職として10年以上、マーケティングに携わってきました。

書籍だけでは体験できない、現場のマーケッターとして培った経験を記事にして紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んで、マーケティングの知識を広げて下さい♪

目次

【実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用する方法

【実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用する方法

冒頭でも少し触れましたが、「マズローの欲求5段階説」とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。

人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする、基本的な心理的行動を表しています。

マズローの欲求5段階説
マズローの欲求5段階説

アブラハム・ハロルド・マズロー(1908年4月1日 – 1970年6月8日)は、アメリカ合衆国の心理学者。

ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。

彼は人間性心理学の最も重要な生みの親と言われている。

これは精神病理の理解を目的とする精神分析と、人間と動物を区別しない行動主義心理学の間の、いわゆる「第三の勢力」として、心の健康についての心理学を目指すもので、人間の自己実現を研究するものである。

彼は特に人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)を主張した事でよく知られている。

マズローは人間についての学問に新しい方向付けを与えようとしたが、彼の著作はそれ以上に内容豊かなものになっている。

著書、雑誌論文は100編以上におよび、アカデミックな心理学のみならず、教育や経営学のような隣接領域にまで彼の思索は及んでいる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

マズローの欲求5段解説の内容については、事項より詳しく解説します。

第1段階:生理的欲求

生理的欲求とは、生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求を指します。

「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」などが当てはまり、これらが満たされなければ生命の維持が不可能となります。これらは人間をはじめとした生物の本能的な欲求であり、もちろん生きていくために必要不可欠なものです。

まずはどんな欲求よりも先に、「食べたい」「眠りたい」「トイレに行きたい」といった、生命維持に必要な欲求が満たされることが大切なのです。

第2段階:安全欲求

安全欲求とは、安全な暮らしがしたいという欲求を指します。

人間は生理的欲求が満たされると、次は「(身体的に守られるような)安全な家に住みたい」「仕事を持ち、経済的に安定したい」「食べ物がすぐに手に入る状態が欲しい」と思うものです。

こういった物質的な欲求は、第1段階の生理的欲求と同じくらい強いものだと言われています。

また、安全欲求は、大人になると反応を抑制することを覚え、自然と次の段階へ欲求が昇華していきます。

成長と共に次の社会的欲求を求めるようになります。

第3段階:社会的欲求

社会的欲求は、友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求を指します。

学校や会社・サークル・部活・家族などに属して安心感を抱きたい、受け入れられたいという欲求のことです。

物質的に満たされると、次は「会社やサークルなどに所属したい」「友人や恋人など、他者から愛されたい」といった気持ちが生まれてきます。

人間は社会的な生き物ですから、自分を受け入れてくれる他者の存在が必要です。そのため、別名「所属と愛の欲求」と呼ばれています。

この欲求が満たされていないと、孤独や不安を感じやすくなります。

第4段階:承認欲求(尊重欲求)

承認欲求(尊重欲求)とは、「他者から尊敬されたい、認められたい」と願う欲求を指します。

承認欲求と聞くと、皆さん馴染み深い言葉ではないでしょうか?

名声や地位を求める「出世欲」もこの欲求の1つに当てはまます。外的部分を満たしたい第3段階までとは異なり、内的な心を満たしたい欲求へと変わります。

簡単な説明すると、この承認欲求は、「みんなからすごいと思われたい」「評価されたい」という欲求のこと。

また、こちらは第3段階における「帰属」の欲求が前提となっており、他人からの賞賛を求める欲求はその後の自然な行為とみなします。

こうした承認欲求が妨害されると、劣等感や無力感を抱きやすくなるとされています。

第5段階:自己実現欲求

自己実現欲求とは、自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮して、「あるべき自分」・「自分らしく生きたいとい」う気持ちのことを指します。

人間には、創造性を発揮して理想の自分に近づきたいという願望があります。

そのため、承認欲求が満たされたら、次は「夢をかなえて世の中に貢献したい」「自分にしかできないことをしたい」という自己実現欲求に到達すると考えられています。

マーケティングで「マズローの欲求5段階説」を活用する!

マーケティングで「マズローの欲求5段階説」を活用する!

知識として「マズローの欲求5段階説」を知っているだけではもったいないですよ!

実務として「マズローの欲求5段階説」をマーケティングに活用して売上向上を図りましょう🎵

「マズローの欲求5段階説」の段階に応じて、適切なマーケティング手法やお客様の購買心理も変わってきます。

状況に応じた対応はビジネスの鉄則ですが、基礎知識としてマーケティング手法と理屈を知っていることは大きな財産になりますよ。

第1段階:生理的欲求を刺激するマーケティング戦略はセンシティブ

生理的欲求を刺激するマーケティング戦略はとてもセンシティブな内容になります。

というのも、生理的欲求に訴求する場合は総じて、生命の危機に対して問題を解決する必要が出てくるからです。

ドライな発言すれば、生命にかかわる問題を解決することは一般人では難しい、というか無理です。

そのため「生命にかかわる」問題にかかわることは避けるべきです。

しかし、それぐらい大問題だからこそ、戦略的に生理的欲求を満たすマーケティンができれば大きなチャンスです。

実は生理的欲求を満たすサービスはたくさんあります。

  • 飲食を提供する
  • 睡眠を改善するサービスや商品を販売する
  • 出産前診断(NIPT)を紹介するサービスを提供する
  • 性的サービスを提供する
  • 医療を提供する

意外と生理的欲求を満たすサービスがあることが分かると思います。

貴方の勧めている商品やサービスが生理的欲求に訴求する場合は、しっかり商品の特徴をお客様へ伝えることができれば、大きなビジネスチャンスが広がっていると思います。

マーケティングの概念では、消費者が商品を購入する時の心理プロセスを体系化した標語があります。

生理的欲求を満たす購買欲求を満たす行動は、AIDMA(アイドマ)と呼ばれる基本的な心理プロセスです。

マーケティングに携わる方は皆さんご存知だと思いますが、初めて聞く方は関連記事からAIDMA(アイドマ)を確認しておいてください。

>>>【関連記事】管理職が覚えるべきマーケティング|基本中の基本AIDMAを解説

第2段階:安全欲求を刺激するマーケティングは売上向上のチャンス

安全欲求を刺激するマーケティングは、とてもシンプルにビジネスチャンスが広がっています。

当然の意識として、「安全を守るためなら、ある程度の金銭的な負担はあり」と考えているためです。

  • 生命保険を紹介する
  • 傷害保険を紹介する
  • ホームセキュリティーを提供する
  • 自家用車の車載カメラを紹介する
  • 子供や高齢者の見守りサービスを提供する
  • 浄水器やウォーターサーバーを紹介する
  • 予防接種のサービスを紹介する
  • 弁護士業を提供する

お客様が「身の安全と金銭的な負担を天秤にかける」ことで、メリットの方が上回ればお客様はサービスや商品を購入してくれます。

これは、とてもシンプルなビジネスモデルです。

過度にお客様の不安をあおることはNGですが、社会情勢にも影響される欲求になりますので、ニーズの高まりに乗ることができれば大きなチャンスです。

第3段階:社会的欲求を刺激するマーケティングは権威性が大事

社会的欲求を刺激するマーケティングは、サービス提供者の権威性も大きく影響します。

社会的欲求を満たすサービスとしてはジムやスクールにようなサービスが多く、新規参入する際は権威性を確保する術を身に付ける必要があります。

  • スポーツジムを運営する
  • 学習スクールを運営する
  • 在宅で資格を取得するサービスを提供する
  • コミュニティサロンを運営する

生命や自身の安全を確保した後は、社会的信用を確保したいという欲求に訴求するサービスはたくさんあります。

権威性さえ担保できれば、専門的な業界でビジネス展開が可能になりますので、上手く商機をつかめば大きなシェアをつかみ取ることも可能になります。

第4段階:承認欲求(尊重欲求)を刺激するマーケティンはSNSが鍵

承認欲求を満たしたいというニーズは年々強くなっています。

人と関わりのある仕事をしている方は、実感として感じているのではないでしょうか?

最近は若年層を中心に自己肯定感の低下も叫ばれており、承認欲求(尊重欲求)を満たすマーケティングが注目されています。

若年層の承認欲求(尊重欲求)を満たす鍵になるのは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)です。

もはやビジネスを行う上で、SNSは切っても切り離せません。

  • SNS運用サービス
  • SNS運用コンサルティングサービス
  • 占いなど人生相談サービス
  • 退職代行サービス
  • 転職エージェントなど職業斡旋サービス

現代ではどのようなビジネスでも、商品は購入される前に検索され、購入後は感想がTwitterやInstagramでシェアされます。

そのため、良い商品も悪い商品も一気に拡散されてしまうため、企業としてSNSとの向き合い方を考える必要があります。

承認欲求(尊重欲求)に大きく関係する購買者の心理は、AISAS(エーサス、アイサス)と呼ばれるプロセスで表されます。

みなさんも、商品を購入する前に検索して、購入後の感想をSNSで投稿(シェア)したことありますよね?

その心理プロセスをAISAS(エーサス、アイサス)と言います。

詳しくは関連記事を確認して下さい。

>>>【関連記事】現代マーケティングの極意はAISAS|中間管理者の必修科目♪

第5段階:自己実現欲求を刺激するマーケティングはモノを売り込まないセールス

自己実現欲求を刺激するマーケティングは、モノを売り込まないセールスが必要になります。

マズローの欲求5段解説によると、下位の欲求から満たされていき高位の欲求が求められていきます。

第5段階の欲求となる「自己実現欲求」は、ほとんど満たされている人が求める欲求となりますので、マーケティングの在り方も他の欲求とは大きく異なります。

モノを売り込むのではなく、その商品やサービスを購入することによる価値(ベネフィット)を提供する必要があります。

  • 環境問題に貢献できる
  • SDGsに貢献できる
  • 食料廃棄問題に貢献できる
  • 性的マイノリティ問題に貢献できる
  • ボランティア活動に貢献できる

商品やサービスを購入することで、社会貢献している自分へと自己実現することで欲求を満たすという構図です。

これを実現させるのはとても難しく、簡単ではありません。

だからこそ企業は自社のHPで、SDGsへの貢献や社会貢献活動を積極的にPRしています。

巷で話題の、『DX(デジタルトランスフォーメーション)』や『IoT:Internet of Things(アイオーティー)』も自己実現欲求を満たすためのサービスを円滑に進めるために導入が急がれています。

ただし、DXもIoTもあくまでツールであって、新しいビジネス戦略こそ自己実現欲求を満たす最大の取り組みです。

>>>【関連記事】最新のマーケティングフレームワークはAIDCAS|中小企業こそ必修

まとめ 【実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用する方法

「【実践編】マズローの欲求5段解説をマーケティングで活用する方法」を解説しました。

ビジネスとは消費者の欲求を解消することで収益を得る行為と言っても大きな間違いはないと確信しています。

そのため、お客様の欲求を知っておくことはとても重要なことです。

基本的な知識かもしれませんが、ビジネスもスポーツも全て基本が大事ですよね?

しっかり理解して明日からのビジネスに活かしましょう!

  • マズローの欲求5段解説は消費者の欲求を解説したもの
  • 欲求は下位から満たされていき、高位の欲求を求めていく
  • 欲求とマーケティングは密接な関係がある
  • 欲求を解消することこそビジネスの本質

それでは、今日も一日、お疲れ様でした♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる