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マルチタスクがケアレスミスの原因⁈|急がば回れ!効率的にタスク処理

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お疲れ様です。たき(元T)課長(@Nya540720)です。

ケアレスミスを防止するなら、急がば回れ!

仕事では正確な処理で、事前にミスを防止することがとても重要です。

しかし、全てのミスを完全になくすことは難しいですよね?

まず防止すべきは、注意力が散漫になったことが原因で発生する、ケアレスミスを防ぐことです。

急いでタスクを処理しようとマルチタスクで仕事をこなそうとする方がいますが、大間違いです。

人の脳はマルチタスクには適していません。

無理にマルチタスクで仕事をこなすと、ケアレスミスを発生させる原因になります。

今回は、マルチタスクのリスクとケアレスミスを防ぐ方法を解説したいと思います。

  • いつもミスが多いと上司に怒られている人
  • いつも仕事が遅いと上司に怒られている人
  • もう仕事のミスとスピードで怒られたくない人

そのような、いつもケアレスミスを起こしてしまう悩みを解消する手助けをしたいと思います。

普段からケアレスミスが多い人は必見です!

ぜひ、最後まで読んでケアレスミスを防止して下さい♪

目次

マルチタスクとは|ケアレスミスの原因⁈

マルチタスクとは|ケアレスミスの原因⁈

マルチタスク (multitasking) は、
複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。


マルチタスクの最初の記述は、IBM System/360の機能を記述する1965年のIBMの論文に登場した。

この論文におけるマルチタスクは、同時に複数の作業を同時処理するコンピュータの能力を指していた。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

引用はコンピューター用語のようですが、仕事で使い場合のマルチタスクは、

同時に複数の仕事を処理しようとする行為

携帯電話のiPhoneでアプリを同時に起動しながら処理することも、マルチタスクと呼びますよね?

企画書を作りながら、クレーム処理を行いつつ、上司にメールして、Yahoo!ニュースを見るような行為をマルチタスクと呼びますが、当然、ミスも起こりやすくなります。

上司からミスが多いと指摘されることが多い人は、同時に複数の仕事を掛け持ちしていないか確認して下さい。

なぜマルチタスクはミスが起きやすいのか?|ミスの原因を解説

なぜマルチタスクはミスが起きやすいのか?

ハーバード大学の研究によると、以下のような研究結果が出ています。

「あたふたとせわしなく働いている社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数が少ない」

テキパキと仕事をこなしているように見える人も、実はタスクスイッチングが膨大すぎて生産性が下がっている可能性があるのです。

研究によると、マルチタスクは生産性を40%も低下させることが分かっています。

また、私たちの脳自体もマルチタスクに向いていないことも分かっています。

人間の脳はコンピュータとは異なり、同時に行う作業の数が増えるとともにその処理能力は著しく低下する。

2つの同じような作業を同時に行おうとすると、そのパフォーマンスは50%低下するのではなく、80~95%低下する傾向がある。

出所:Patrick Gray 翻訳校正:村上雅章 野崎裕子「TechRepublic」

更に、同時処理することによって、正常な判断も下せなくなります。

脳のワーキングメモリーは7つくらいなので、やるべきことが8つ以上あると、脳が全部を覚えられずに、「ものすごく忙しい」と勘違いを始めるのではないでしょうか。

出所:池谷裕二「単純な脳、複雑な「私」」

私たちの脳は、一つのことに集中できない環境ではIQが低下することも分かっています。

ロンドン大学精神医学学科のチームは「Eメールや電話によって気を散らされたときビジネスパーソンのIQは低下しており、徹夜明けの数値とほぼ同等である」と発表しています。

また別の研究チームによると、マルチタスクによって生産性は最大40%も下がるという結果もあります。

出所:Deborah Hartmann Preuss「Stanford Study Shows:Maxi-Multitaskers’Performance Impaired」

これでもか!っていうぐらい、マルチタスクが私たちの脳に向いていない研究結果や書籍が発行されています。

マルチタスクで仕事を処理していも、決して効率は上がりません。

むしろ、IQは低下しパニックを起こし正常な判断を下せなくなるため、ミスは起きて当たり前です。

ケアレスミスを防ぐために|急がば回れで効率的にタスク処理

ケアレスミスを防ぐためには、シングルタスクタスクで一つ一つ処理していく方がミスが少なくなります。

複数の仕事を処理する必要があるときは、優先順位を決めて1個づつ仕事を終わらせていくこと、マルチタスクではなくシングルタスクで仕事を処理することで、ケアレスミスを防ぐことができます。

一見、マルチタスクの方が処理が早いように感じますが、実際には脳の処理速度が落ちていることと、正常な判断を下すこともできなくなっているため、処理速度も正確性もシングルタスクの方が早く仕事を終わらせることができます。

ケアレスミスが多い貴方!

どんなに仕事がたくさんあっても、1個づつ仕事を終わらせましょう!

まとめ マルチタスクがケアレスミスの原因⁈|急がば回れ!効率的にタスク処理

学校のテストや部活などのスポーツでは、ミスをしても取り返すこともできますし、ミスよりも成功を喜ぶことの方が大事ですよね?

でも、仕事の場合は違います。

1回のミスが会社に大きな損害を与えることになれば、簡単には挽回することはできません。

仮に医療現場に勤める方であれば、どんな些細なミスも許されないはずです。

ビジネスシーンでは、大きな成功よりもミスが無いことの方が価値が高いものです。

当たり前の仕事を当たり前にこなすビジネスマンってカッコいいですよね?

ミスを無くして信頼されるビジネスマンになりましょう!

マルチタスクを辞めてケアレスミスの原因を探りることが大事です。

スキルアップに関する記事は下記で解説していますので、ぜひ参考にして下さい♪

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それでは、今日も1日、お疲れ様でした♪

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