お疲れ様です。たき(元T)課長(@Nya540720)です。
自分は「管理職に向いていないのではないかも」という悩みを抱えたことはありませんか?
- 出世には興味が無い
- 人の上(前)に立つのは苦手
- コミュニケーションが苦手
- 仕事を他人に任せるのが苦手
逆に、上記の特徴が全てポジティブに考えているからといって、必ずしも管理職に向いているとは限りません。
私は10年以上、営業会社で管理職を務めていますが、自分が管理職に向いていると思ったことは一度もありません。
そんな私が断言しますが、管理職に向き不向きはありますが、
向いていなければ、向いていないなりの管理職の仕事のやり方があります。
むしろ、向いているかどうかという考え方自体、過去の管理職像のプロトタイプでしかありません。
向いているかどうかではなく、管理職になりたいか?もしくは、やる価値があるか?を判断基準にしましょう。
今回の記事では、
- 管理職に向いている人/向いてない人の違い
- 新しい管理職像
- 管理職の続ける価値
を解説します。
- 私は管理職に向いていないのでは?
- 管理職昇進の辞令を受けたが不安…
- 前任の管理者のようにはできない…
- っていうか管理職やる価値あるの?
そんな管理職について疑問を持っている方の不安や悩みを解決したいと思います。
新任の管理職の人はもちろんのこと、いまいち管理職として成長できていない自覚がある方は必見です!
最後まで読んで、自分なりの管理職像を作って下さい。
管理職に向いていない人は幻想|貴方の人間性に合う管理者へ!
一般的に管理職に向いている人の特徴は以下の通りです。
- 出世欲が強い
- 常にエネルギッシュに仕事をする
- 周りをまとめるリーダーシップがある
- コミュニケーション力が高い
- 相手の感情をくみ取る感覚が鋭い
- 感情の起伏が少ない
- 上司にも部下にも分け隔てなく接する
- 周囲に仕事を振ることが上手い
- 感謝の言葉を常に伝える
- 数字に強い
- 指示内容を言語化できる
- 自分の弱みを理解している
- 自分の弱みも堂々と周囲に伝える
- コーチングとティーチングを使い分ける
- 一般教養も高い
- 高いモラルを有している
- コンプライアンス意識が高い
- メンタルヘルスに長けている
- メンタルの切り替えが上手い
- 仕事に対する当事者意識が強い
- クレーム処理ほど積極的に介入する
- etc
はい。完璧ですね。
こんなの無理だよ・・・
そうですよね。
おそらく、全てを兼ね備えた管理職はごく少数であり、ものすごく優秀な方だと思います。
ちなみに、私は2個~3個しか該当しません(汗)
ほとんどの現職の管理職の方も、該当する項目の数も、得意分野もバラバラだと思います。
もともと完璧な管理職なんて存在しませんので、全く気にする必要もありません。
気にする必要が無い理由は後述しますが、「管理職に向いている人」という概念自体がナンセンスだという事を理解しましょう。
文字でして表した「管理職に向いている人」は、貴方の上司や経営者が”こういう管理職であって欲しい”という幻想です。
貴方の上司や経営者は、上記のような完璧なビジネスマンですか?
おそらく、違うと思います(完璧な上司の方ならスミマセン)
スティーブ・ジョブスもイーロン・マスクもビル・ゲイツも全てには当てはまらないと思います。
「管理職に向いている人」という幻想に囚われず、貴方の性格や価値観、パーソナリティ(人間性)から、管理職のイメージを作るようにしましょう。
貴方だからの管理職像が必ずあります。
「管理職に向いている人」を気にする必要がない理由
前章で「管理職に向いている人」というイメージを気にする必要がないと書きましたが、その理由を解説します。
「管理職に向いている人」というイメージを気にする必要がない理由は、『時代遅れ』だからです。
なぜ『時代遅れ』なのかというと、現代のビジネスでは分業がすすんでいるため”管理職に向いている人だけで仕事が回らない”から、気にする必要もありません。
具体的には、昔は書類の作成やデータ入力は事務方の仕事でしたが、作成する書類の種類によっては、テンプレートの書式はインターネット上にたくさんあります。
データの入力も機械でスキャンするだけで、入力作業自体が簡素化され、クラウド上でアクセスできるような環境が整備されているはずです。
いわゆる、士業と呼ばれる仕事は、どんどん自動化されAIにとって代わられることは周知の事実です。
士業(しぎょう)とは、日本における「-士」という名称の専門資格職業の俗称であり(さむらいぎょう)ともよばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
士業の多い分野として、司法、会計、不動産、建築、土木、医療、福祉などがある。
管理職すら必要とされない時代が来るのではないかともいわれています。
管理職も完璧な存在ではなく、専門的な得意分野で勝負する時代です。
仮に貴方がコミュニケーションを苦手にしているのであれば、コミュニケーションが必要ない組織体系に整備すれば解消できますし、コミュニケーション力が強い部下を貴方の右腕として任命する方法もあります。
リーダーシップが苦手なら、指示の目的や効果、今後の運用方針を文書にして開示することで論理的に部下に理解してもらい、主体的に部下が動く組織として作ることもできます。
要は、貴方の特徴に合わせて対処すればよいだけなので、「管理職に向いている人」というイメージに左右される必要はありません。
冒頭に書いた、『貴方に合った管理者像』という言葉の意味は、こういう理由から書いた文章です。
管理職として仕事をする価値
「管理職に向いている人」という幻想を気にする必要がないことは解説しましたが、果たして『管理職として仕事をする価値』はあるのでしょうか?
結論は、管理職として仕事をする価値はあります。
管理職としての価値を一言で表現するならば、『経験』です。
管理職としての仕事をしなければ、当たり前ですが管理職としての経験を積むことはできません。
検索すれば情報は簡単に手に入る現代ですので、相対的に情報の価値は下がっています。
その分、貴方が実際に体験した経験の価値はどんどん高くなっています。
貴方も何かの商品を購入しようと思った時は、商品の口コミやレビューは参考にしますよね?
使い勝手や実際に使ってみた感想は、使ってみた貴方にしか分からない、生の情報です。
仕事の経験も同じです。
貴方が管理職として体験した経験は、何もにも代えがたい価値です。
ネットで検索しても、体験談は読むことができますが、仕事の経験は商品レビューほどシンプルではないため、体験入社やインターンなど会社する自分自身をリアルに感じてもらう方法を企業としても模索しています。
もちろん、管理職の体験入社はありませんよね?
それぐらい、変えが効かない貴重な体験こそ、管理職で仕事をする価値です。
まとめ 管理職に向いていない人/向いている人|貴方の人間性に合う管理者へ
「管理職に向いていない人」という事が幻想だとういうことを解説しました。
管理職になりたくない人も増えているらしいですが、逆にいうと、みんながやりたくない役職がからこそ、そこで体験した経験はとても価値のある財産になります。
「管理職とはこうあるべき」・「理想の管理職は〇〇」という押しつけのような圧力には気にする必要はありません。
貴方の仕事に対する価値観やパーソナリティ(人間性)で管理職を務めれば良いだけです。
仮に貴方の価値観に承服しかねる仕事を任せられるようなら、管理職から自ら降格する方法もあれば、新しい会社へ転職する方法もあります。
会社に依存する時代は終わりました。
貴方の価値観に合わせて職務も、会社も貴方が選ぶ時代です。
貴方の貴重な管理職の経験があれば、いろんな会社で貴方の力を借りたいというオファーがあるはずです!
仕事が大変でもストレスがあったとしても、やりがいのある充実した仕事がしたいですよね?
今の仕事がベストでなければ、環境に変化を与えましょう!
まずは環境の変化が必要かどうかを判断するためにも、転職エージェントに登録しておくことがベストな選択です。
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もちろん、転職するかどうかは貴方の判断で決断して構いません。
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