お疲れ様です。T@課長(@Nya540720)です。
本日は『反日種族主義~日韓危機の根源~』を紹介します。
この本を読めば、
“徴用工問題とは何か?“
“なぜ韓国と仲良くできないのか?”
が分かります。
隣の国である韓国とは昔から問題が多くあります。
しかし、隣国だからこそ、できることなら仲良くお付き合いしたいと思いますよね?
それができない原因は“何”のか?
“戦後の保証の問題?”
“地政学的な問題?”
“民族的な問題?”
“精神的な問題?”
そのすべての問題の根源が分かります。
いま日韓関係は過去最悪の関係と言われますが、関係回復するためには、問題の根源を知っておく必要があります。
この本は日韓関係の本質を読み解くうえで最高の書籍です。
難しい問題であることは重々承知していますが、日本人なら問題の本質に目を背けず、ぜひ手に取って読んで欲しいと思います。
我々、日本人が湾曲された歴史問題に対して、一切卑屈になる必要はありません。
私の文章力で、この素晴らしい本の魅力を伝えられる心配ですので、
この本を読むことで、私が感銘を受けた内容を紹介させていただきます。
今だから読むべき、日本人の必読書だと思います。
反日種族主義となにか?【危機の根源】
“韓国の民族はそれ自体で一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分です。
そのため、むしろ種族と言ったほうが適切です。
隣の日本を永遠の敵と捕らえる敵対感情です。
ありとあらゆる嘘が広がるのは、このような集団心性に困るものです。
すなわち反日種族主義です。“エピローグより抜粋
この本の冒頭に書いている題名についての説明であり、この本の本質でもあります。
さらに続きます。
“これをそのままにしておいては、この国の先進化は不可能です。
先進化どころか後進化してしまいます。
嘘の文化、政治、学問、裁判はこの国を破滅に追いやることでしょう。
このような危機意識をもってこの本を読んでいただきたいと思います。
この本は、体当たりで反日種族主義、この巨大な文化権力に突進します。“エピローグ全文
文中にある“この国”とは、日本ではなく“韓国”のことです。
この本の著者は、韓国人の李栄薫教授です。
韓国人の大学の教授が、韓国人のために、”正しい歴史認識を持とう”という本なのです。
“韓国人の教授が自国民のために書いた本“だからこそ、読む価値があると思います。
あらためて書きますが、日本人向けの保守の本でもなく、韓国人向けの保守の本でもありません。
あくまでも、“正しい歴史認識を伝える”という著者の信念に共感しました。
文中の言葉を借ります。
“私たち学問を職業とする研究者として、そのような国益優先主義には同意しかねます。
国益のためとはいって誤った主張に固執したり、擁護したりするのは学問の世界では許されないことです。
そのような姿勢は、結局は国益さえも大きく損ねる結果を招くでしょう。“
著者は教育界に属することから、政治にも産業にも気を使うことなく、
“正しい歴史認識を伝える”を伝えることを信念とされています。
著者の経歴は文中に記載は少ないものの、迫害や脅迫の連続であり、
かの従軍慰安婦の女性の前で無理やり土下座をさせられ、全国紙にその写真を掲載された時にも、
仮に自分の尊厳を傷つけられたとしても、信念は曲げず、正しい歴史認識を自国民に知らしめるための活動をされています。
その初心貫徹の志には、尊敬を超え畏敬の念すら禁じえません。
従軍慰安婦の問題とは?【危機の根源】
日韓問題の大きな歪になっている問題に、従軍慰安婦の問題があります。
仮に正しさに主観が入ったとしても、自分なりの考えを説明できますか?
韓国人の方から質問されたとして、(理解し会えなかったとしても)反論できますか?
この本を読めば、しっかり自分の考えを持てるようになります。
この自分の考えを持てるようになることこそが、この本を読む価値だと思います。
従軍慰安婦の問題について、客観的な事実を列挙し、現代の韓国人の間違った認識を論破しています。
その客観的な事実の証明が適切かつ網羅的であり、一片の反論も許さない内容になっています。
具体的な内容は割愛しますが、従軍慰安婦の”問題”がまったく事実無根であることが分かります。
もちろん、決して賞賛されるような行為ではありません。
戦前戦後の悲しく、戦争の暗い闇が顕在化した問題です。
しかし、一方的に非難されるような内容ではありません。
正しく歴史を認識し、正しい知識を持つべきです。
この本を読めば、従軍慰安婦の問題が事実無根だと理解できるようなります。
徴用工問題とは?【日本人の必読書】
徴用工問題の本質は理解していますか?
日韓請求権協定を正しく理解していますか?
韓国人の方から徴用工問題について質問されたとして、正しく反論できますか?
この本を読めば、しっかり自分の考えを持てるようになります。
この自分の考えを持てるようになることこそが、この本を読む価値だと思います。
徴用工問題については、今まさに資産の現金化が迫る喫緊の問題になっています。
この問題が進展したニュースが流れたとして、あなたが問題の本質を理解していなかったら、
ニュースの内容も理解することはできないでしょう。
しかし、韓国の人々は日韓問題については過敏に反応します(反日種族主義)
どうしても、かの国の国民は日韓問題にかかわる自国の国益に対しては、
合理的な真実よりも感情を優先し、目の前の真実すら目を背けるきらいがあります。
(その理由も客観的な記載あり)
こちらが正しい歴史認識を有していない場合、先方の一方的な(偏った)意見を押し通されてしまいます。
過失であれ、誤解であれ、作為的であれ、嘘は嘘です。
冒頭の写真は徴用工問題を掲載した韓国の教科書に載った画像です。
もはや有名な話ですが、この写真は徴用工とは全く無関係の日本人の写真です。
北海道の建築現場で働いた日本人の写真を、日本へ強制的に連行された徴用工の韓国人の写真だと言い、教科書に掲載しています。
その後、この写真をもとにして徴用工の銅像を制作し、韓国の全国に設置しています。
おそらく、韓国の知識人の方は写真や銅像が徴用工とは無関係であることはご存じだと思いますが、
虚構が虚構を呼び、虚構の真実となってしまった現在では声を上げることもできず、
同調圧力ともいえる反日種族主義に埋没されています。
そのような韓国の国民感情の中でも、著者の李教授は批判や迫害を恐れず、この本の出版に尽力されてきました。
これはひとえに、“正しい歴史認識を伝える”信念の行動です。
竹島問題とは?【日本人の必読書】
もう一つ、日韓関係に影を落としている問題として、竹島問題があります。
李承晩ラインという言葉を理解していますか?
なぜ、竹島問題を韓国の大統領が持ち出すか理解していますか?
この本を読めば、しっかり自分の考えを持てるようになります。
この自分の考えを持てるようになることこそが、この本を読む価値だと思います。
竹島問題とは、日本と韓国がお互い領有権を主張している島をめぐる問題です。
韓国初代大統領の李承晩氏が自国の領有権を主張し、戦後の争乱期に一方的に、
「隣接海洋に対する主権宣言」し「韓国と周辺国との間の水域区分と資源と主権の保護のため」
と主張する海洋境界線のことを、李承晩ラインと呼びます。
一方的な海洋境界線のため、事情を知らない日本の漁船は何隻も拿捕され、投獄のうえ命を無くした船員もいます。
その後、長く日本と韓国の外交上の問題として取り上げられることもありましたが、
2012年8月10日に韓国大統領である李明博(イミョンバク)が竹島に上陸し、その後実行支配をつづけています。
では、李明博(イミョンバク)大統領は領土問題に対して、
外交上の問題や慣例を瓦解させるほど領土問題に熱心な政治家だったのでしょうか?
答えは違います。
韓国の大統領の任期と、プロパガンダがすべての答えです。
この本を読めば、竹島問題のルーツや李明博(イミョンバク)大統領の
竹島上陸事件の全容も理解できるため、それだけでも読む価値があると思います。
本質的な問題:反日種族主義を読めば危機の根源と戦争が分かる
日韓関係については、どちらか一方の国や国民が悪いとは思いません。
韓国人の間違った歴史認識・歴史教育と日本人の歴史認識・歴史教育の無知が原因です。
韓国では近代史の授業の時間が、多く確保されているそうです。
韓国は、1948年8月15日に建国され、現在では建国から70年ほどですが、
歴史という尺度でみると建国時からすでに近代史に属します。
そのため、自国の歴史の授業は必然的に近代史となり、当然戦後の混乱期からスタートします。
これは韓国に限ったことではありませんが、自国の歴史を学ぶ場合、愛国心を養うようなカリキュラムになります。
その結果、間違った(偏った)歴史認識の授業を受けた韓国人が多くなるのは必然です。
一方日本では、他国に占領され国自体が消滅したことがないため、
古代史から学び始めたとすると途方もない年表になってしまいます。
そのため、中学高校程度で日本史を学んだとしても、近代史に入る前に卒業となります。
学校教育要綱自体に問題がありますが、近代史を学ばない学生が多く、
歴史認識以前に歴史的知見が不足している社会人も多くなっています。
これでは、日本と韓国の溝が埋まることはありません。
この溝を埋めずして、日韓関係の改善もあり得ません。
そして、このままで良いとも思えません。
李教授の志を見習い、両国が関係を改善するために学びを深める必要があると思います。
まとめ youtubeの反響大!反日種族主義を読めば危機の根源と戦争が分かる
日本は少子高齢化が進み、労働者人口の減少の歯止めがかかる兆しすら見えません。
その結果、近年は外国からの安価な労働力を募ることにより、
夜間のコンビニエンスストアは外国人の方の姿をよく目にするようになりました。
今後もこの流れは変わらず、大幅な外国人労働者の受け入れ、その先には移民の受け入れなど、
自国民だけではなく、グローバルな人材を確保し、社会を構成していくことになります。
その際、諸外国の新しい友人達の文化や歴史を知ることは、良い関係を築く1歩になるはずです。
その1歩の前の、1歩。
古くからの友人達である韓国と、正しい歴史認識持つために、
忌憚のない意見を交換し、素晴らしい友好関係を1歩1歩、構築する必要があります。
『四海兄弟』という言葉があります。
漫画の受け売りですが、
時には喧嘩することもある。それでも兄弟はお互い尊敬しあいながら成長する』
そんな関係で韓国とも、諸外国ともお付き合いたいと思います。
『反日種族主義』の魅力や価値が少しでも伝われば幸いです。
ぜひぜひ、一度読んでみて下さい。
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それでは、今日も一日、お疲れ様でした!